酵素ってどんなもの?酵素を知って健康になろう

野菜ジュース

酵素という言葉を聞いたことはあるでしょうか。消化酵素という言葉や、ダイエット食品の名前としてよく使われていますよね。この記事では、酵素とはなにか、簡単に説明します。

酵素はなにをするもの?

酵素は、私たちの身体が動くために必要なものです。体に欠かせない三大栄養素といえば、たんぱく質、炭水化物、脂肪です。さらにビタミンとミネラル、食物繊維や水を加えると、六大栄養素となります。

じゃあ酵素はどこに入るのかというと、ここには入りません。酵素は、これらの栄養素を、体を動かす力に変えるものです。酵素は今発見されているだけでも、約3000種類あります。働きの違いで大きく分けると、消化酵素、代謝酵素、食物酵素の三種類があります。

食べない方が、風邪が早く治る?

消化酵素という言葉は、聞いたことがある人も多いと思います。食べ物を食べた時に、消化を助ける酵素です。代謝酵素は、新陳代謝や自然治癒力、免疫力を働かせるためのものです。消化酵素と代謝酵素は、すべて体の中で作られます。

食物酵素だけは、体の外から摂取します。酵素が含まれている食べ物を食べることにより、体内に取り入れて数を増やすことができます。体調が悪い時は、なにも食べたくないけどなにか食べた方がいい、と無理をしたことはないでしょうか。そんな時は、本当は食べずにいた方がいいのです。

体内で作られる代謝酵素と消化酵素は、同じものから作られています。ということは、食べものを消化するための消化酵素を多く使うことで、体の不調を治すための代謝酵素が少なくなる、という現象が起きます。不調を早く直すには、代謝酵素の働きを強めることが必要です。だから、食べたくないと体が感じている時は、無理に食べない方が自然治癒力が高まり、早く治ります。

効率よく酵素をとるには

唯一体の外から摂取できる酵素が、食物酵素です。食物酵素は、生ものや発酵食品に多く含まれます。酵素はたんぱく質でできているので、加熱すると固まってしまい、酵素としての働きができなくなります。

だから、たとえ野菜や魚を多く食べても、それが加熱されたものなら、酵素はほとんど摂取できないのです。効率よく食物酵素を体内に取り入れるには、生ものと発酵食品を食べることが必要です。刺身や野菜サラダ、ヨーグルト、チーズなど、自分の好きな食品から始めてみましょう。体の中から健康になるには、食物酵素を含むものを美味しく食べて、バランスのいい食生活をすることが大切です。

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